例年、4月~6月にかけて都道府県トラック協会などを通じて、都道府県別に助成金要綱が公表されます。SAS(睡眠時無呼吸症候群)スクリーニング検査を導入する際は重要な情報になる申請可能時期、申請可能人数、金額などが公表されます。
詳細は、都道府県により異なるため、各所属の協会から要綱が公表されるまでお待ちください。
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SAS(睡眠時無呼吸症候群)スクリーニング検査の助成金
助成を希望される場合は、 必ず直接、所属の各都道府県トラック協会に事前にご確認ください。
全日本トラック協会の2022年度「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」スクリーニング検査助成事業については、こちら。
助成金額・範囲・対象人数などは各都道府県と年度により大きく異なります。また、 どの都道府県も、助成金予算の条件が設けられています。SAS(睡眠時無呼吸症候群)スクリーニング検査をご検討されている事業者様はお早目に所属の協会にお問合せいただくのがおすすめです。
2020年度は、 例えば東京都トラック協会では、SASスクリーニング検査一人あたり4,000円、愛知県トラック協会は一人当たり2,500円、宮城県は一人当たり5,000円とされており、各都道府県により金額が異なります。
全日本トラック協会の助成制度とは?
全日本トラック協会は、国土交通省とともに、交通事故防止・環境対策の助成・補助事業を整えており、 該当する場合は金銭的負担の低減により交通事故防止・環境対策の普及に寄与することで、 会社の交通事故防止・環境対策を推進しています。
その中の一つにSASスクリーニング検査助成事業があります。
「全日本トラック協会では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査助成事業を実施し、トラックドライバーの睡眠の質を検査し、安全性向上と健康増進に努めています。」 として力をいれています。
【注意】助成金における検査機器の指定
2019年7月にスクリーニング検査機器についても言及され、フローセンサ法もしくはパルスオキシメトリ法等によるものとし、簡易PSGは助成金の対象から除外されると明記されています。
SASスクリーニング検査助成制度における助成の適用対象となる検査の内容について
助成金を受領するためには?
助成金は主に、以下の4つの流れで進みます。
予算は全日本トラック協会、各都道府県トラック協会で分かれますが、窓口は各都道府県トラック協会が担います。
- 所属のトラック協会へSAS対策助成金に関して事前確認
- SASスクリーニング検査の検査機関の決定
- 所属トラック協会へ助成金の事前申込
- 所属トラック協会へ助成金申請
✔所属のトラック協会へSAS対策助成金に関して事前確認
各都道府県トラック協会には予算の枠があります。事前に所属の協会へ、予算枠や注意点等をご確認いただくことをお勧めしております。
✔SASスクリーニング検査の検査機関の決定
所属の協会へ確認が終わったら、発注先検査機関を決定します。全日本トラック協会の指定検査機関は3つあり、NPO法人睡眠健康研究所もその中の1つに位置付けられています。また、各都道府県ごとに追加して医療機関を選定している場合もあり、会社にとって最も運用のしやすい検査機関を見つけることが重要になります。詳しくはこちらの記事も合わせてご覧ください。
✔所属トラック協会へ助成金の事前申込
検査機関が決定したら、検査実施前に所属トラック協会へ申込を行います。正式に書面による申込みが必要となり、この時点で助成対象人数が決定します。
✔所属トラック協会へ助成金申請
検査が完了したら、所属トラック協会へ助成金申請を行います。これをもって、助成金申請が完了します。
睡眠時無呼吸症候群(SAS) スクリーニング検査助成制度 ~申込から助成金交付、検査後の状況報告まで~
SASスクリーニング検査は助成金制度も充実しており、健康起因事故防止の観点でも比較的コストを抑えて実施できるものです。事故防止のため、また健康対策のためにも、SASスクリーニング検査の実施をご検討されてはいかがでしょうか。
SASスクリーニング検査の検査機関に迷ったら…
NPO睡眠健康研究所は、指定検査機関でも圧倒的な検査実績(累計23万人以上)があります。
短期間で、簡単、お得に検査ができることをご好評いただいております。
《私たちの特徴》
- 余裕をもってスムーズにできる:検査機器をひとり1台、2週間貸し出ししています。
- 最大1,000名まで一括検査できる:同時対応により管理者様のご負担を減らします。
- トラック協会加盟企業であれば助成金を活用できます。
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