SAS関連ニュース(2012/7/11)

SASニュース

2012年7月11日、 東京都江東区有明2の首都高速湾岸線で、車両運搬トラックが前方のワンボックス車に追突。計4台が絡む玉突き事故が発生した。ワンボックス車の乗員男性4人が死亡、男女2人が重傷を負う事故が発生しました。

事故の状況

事故は片側3車線の首都高速で発生。渋滞の最後尾で徐行していたワンボックス車にトラックが追突。その後、ワンボックスは前方のトレーラーとの間で押しつぶされた。

トラックのドライバー

70歳 男性

事故の原因

急に意識がなくなったことによる追突とされています。なお、現場にブレーキ痕が無かったと報道されています。運転手は事故後にSASということが判明しています。

司法判決

SASであったとしても眠気を感じており、眠気を感じた時点で運転を中止することは可能であったとし、過失は重大。東京地裁は自動車運転過失致死傷罪で禁錮5年6か月を言い渡しています。

事故から見るSASの特徴

SASは自覚症状が無いことも多く、突発的な眠気に襲われることに特徴があります。本件ではSASによる事故の特徴である、ブレーキ痕が無いことが報道されていました。SASは突然意識を失うため、例え渋滞の中であったとしても、また、高速・一般道、長距離・短距離を問わず重大事故に繋がる可能性のある疾患です。

短距離や一般道の走行が主だった事業である企業にとっても、重大事故を防ぐためにSAS対応が望まれます。

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