SAS(睡眠時無呼吸症候群)スクリーニング検査 費用などコストカットのコツ

SAS(睡眠時無呼吸症候群)スクリーニング検査の流れ

そもそも、SAS(睡眠時無呼吸症候群)スクリーニング検査の流れとはどんなものかご紹介します。
① 全ドライバー対象にスクリーニング検査(簡易検査)を実施
② 要精密検査対象の方のみ、精密検査を実施
③ 治療が必要と診断された方に治療を実施

SAS(睡眠時無呼吸症候群)において、3つの工程があります。スクリーニング検査はそのうち一番最初に行う「簡易検査」と言われる工程です。精密検査の対象者を認識するための工程でもあります。

SAS(睡眠時無呼吸症候群)スクリーニング検査に関わる費用などコスト

SASスクリーニング検査は、主に以下のコストが必要となります。

  1. スクリーニング検査自体のコスト
  2. 精密検査のコスト
  3. 運用の人員コスト

本ページでは、この順番でご説明いたします。
詳しい内容はダウンロード資料として配布しておりますのでこちらのダウンロードページをご覧ください。

1 スクリーニング検査自体の費用

実施機関によりますが、おおよそ一人当たり5,000円が標準的な金額となります。一見コストカットの余地が無いように思えますが、運輸業・運送業の場合、所属の団体により助成金の対象となることがあります。
例えば東京都トラック協会では、2019年度はSASスクリーニング検査一人あたり4,000円が助成されます。こちらを利用できれば、実費負担を低くすることが可能です。
尚、注意点があり、トラック協会ではSASスクリーニング検査の検査機関を指定しています。バス協会は都道府県により指定の有無が異なりますのでご注意ください。

一般社団法人東京都トラック協会 2019年度 睡眠時無呼吸症候群(SAS)スクリーニング検査助成制度 実施要綱

2 精密検査の費用

スクリーニング検査を実施し、「要精密検査」と判定された場合、医療機関にて精密検査が必要となります。この精密検査は一泊の検査となり、金額も医療機関により大きく異なります。この精密検査代金の取り扱いにより、コストが変わります。

・精密検査の代金を「従業員負担」としている場合
この場合は従業員負担ですので会社にコストは生じません。一方、従業員からすると「自腹である」ことが受診意欲を落とす大きな要因となり、結果的に治療に結びつかないことも多いため、企業リスクを充分に低下できないケースが散見されます。

・精密検査の代金を「会社負担」としている場合
この場合は従業員の精密検査受診率はほぼ100%となることが多いものの、会社負担であるため、相応のコストが生じます。この精密検査の負担を下げることができれば、精密検査の負担を低く受診率を高めることができ、かつ企業リスクを充分に低下できるのではないでしょうか。

3 運用の人員コスト

工夫の余地が最もあるのが運用を簡単にする、人員コストの削減です。
よくある例をあげると以下の4項目があります。

①100名単位だと、全員に実施するのに複数月必要で、進捗管理工数が多い
②機器の貸し出し期間が短く、日程調整工数が多い
③機器1台を複数人で使用するため、機器受渡の準備・管理工数が発生
④営業所ごとに発注を行っており、全社トータルの発注工数が多い。

これらが代表的なコスト要因となります。

最もシンプルに、発注先を統一し、充分な機器台数を保有する検査機関を選定することが全社の運用コスト削減に大きな影響を与えます。

解決方法

いかがでしょうか。一口にSASスクリーニング検査といっても、コストを最小化する余地はまだあるのではないでしょうか。

《私たちの特徴》

  • 余裕をもってスムーズにできる:検査機器をひとり1台、2週間貸し出ししています。
  • 最大1,000名まで一括検査できる:同時対応により管理者様のご負担を減らします。
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