【基本情報】SASスクリーニング検査機器

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こちらでは、SASスクリーニング検査機器について説明します。

SASスクリーニングのための測定方法は大きく2種類あり、スクリーニング機器はその2種類の測定方法のどちらかを採用しています。
この点、国土交通省のSAS対策マニュアルには以下のように記述されています。

平成27年8月25日国土交通省自動車局「自動車運送事業者における睡眠時無呼吸症候群対策マニュアル~SAS対策の必要性と活用~」

2020年2月現在、充分な実績のあるSASスクリーニング用途の機器はこの2機種のみとされています。 運輸業の企業が、自社のプロフェッショナルドライバーに対してSASスクリーニングを実施する場合、実績のある機器・検査機関でスクリーニングを行うことが事故防止の観点から重要です。

フローセンサ法

フローセンサー法は、鼻・口の気流を検知するセンサーにより、気流変化の程度および頻度から無呼吸および低呼吸状態を調べる方法です。使用する機器はフローセンサーと呼ばれるSASのスクリーニング検査専用に作られた医療機器で、装着して一晩就寝している間にセンサーで呼吸を検出し、本体で情報を記録します。記録された情報は専用システムで解析され、医師による受診者の睡眠中の呼吸状態判定に活用されます。

判定には、1時間当たりの無呼吸・低呼吸の回数を呼吸障害指数
(RDI:Respiratory Disturbance Index)が活用され、その回数が多いほど睡眠呼吸障害が重症であると判定されます。

当NPOで使用している「ソムニー」は、フローセンサ法による測定を行うSASスクリーニング専用の医療機器です。SASの病態である「気道の閉塞・狭窄による無呼吸・低呼吸」を肥満か非肥満か、あるいは女性であるか男性であるか関係なく捕らえることができます。この妥当性は睡眠時無呼吸症候群の確定診断に活用されるポリソムノグラフィーとの比較においても実証されています。(参考文献参照)

参考文献:“Validation of a single channel airflow monitor for screening of sleepdisordered breathing.”(European Respiratory Journal 2008; in press) Nakano H,Tanigawa T, Ohnishi Y, Uemori H, Senzaki K, Furukawa T, Nishima S.

パルスオキシメトリ法

パルスオキシメトリ法とは、指先につけたセンサーにより、連続的に酸素飽和度(SpO2)および脈拍数を調べる検査法です。

指先にセンサーを装着して一晩就寝している間に、血液中の酸素の状態と脈拍数を測定・記録します。記録された情報から、無呼吸により起こる酸素の低下状態を診断します。SpO2(単位%)がベースライン値よりも3%以上低下した1時間当たりの回数である3%酸素飽和度低下指数(3%ODI)により、睡眠呼吸障害の重症度を求めます。

パルスオキシメトリ法による測定を行う医療機器は「パルスオキシメータ―」と呼ばれるものです。パルスオキシメーターは、SASスクリーニング検査用途のみならず、疾患の診断、経過観察、患者の自己管理などの様々な目的で利用する医療機器として、医療現場に広く普及し活用されている医療機器です。

当NPOでは、パルスオキシメトリ法による測定について独自の測定基準を設け、さらなる安全性を追求しています。

まずはご相談を

運輸業の企業が、自社のプロフェッショナルドライバーに対してSASスクリーニングを実施する場合、実績のある機器・検査機関でスクリーニングを行うことが事故防止の観点から重要です。まずはお気軽にご相談ください。

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