SASニュース 路線バス 2018/10/31

SASニュース

2018年10月28日、横浜市西区桜木町の国道16号線沿いで、神奈川中央交通のバスが乗用車に追突する事故が発生しました。2018年10月31日付で神奈川中央交通よりお詫びと報告が公表されています。

弊社路線バス事故に関するお詫びとご報告

https://www.kanachu.co.jp/news/pdf01/2018/10.31release.pdf

負傷・損害の状況

乗客1名が死亡、運転士含む計6名が負傷

車輛は報道写真から損傷が激しいことが見て取れます

勤務状態について

直近半年の休日の月平均は11日、法廷時間労働が月平均62.9時間と労使協定の範囲内であったと記載されています。

健康状態について

当該運転士は2017年6月8日にSAS精密検査にてSASと診断され、治療を開始し、現在も通院治療を行っていたことが確認されたようです。また高血圧も通院継続し、医師の所見により就業可能だということを確認していたようです。加えて脳ドックでも治療を要する所見は無かったということで、会社としてしっかり対処をしていたという趣旨のことが公表されています。

具体的な確認事項や再発防止策の詳細については記載がありませんが、会社として対策していたことを早急に公表しています。

運転士の在宅起訴 2019/5/15

横浜地検は2019年5月15日に、 自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で運転士を在宅起訴しています。認否はあきらかになっていません。また、会社からは以下のコメントが公表されています。

弊社社員の起訴について
https://www.kanachu.co.jp/news/pdf01/2019/5.15release.pdf

また、2019年12月現在に公表されている情報が他になく、その後の措置は不明です。なお、神奈川中央交通では、事故が発生した際には事故被害者支援を実施することを明示しています。

被害者等支援計画
https://www.kanachu.co.jp/kanachu/csr/pdf/shien.pdf

事故は様々な要因で引き起こされる

公式な公表情報が多くなく詳細が不明なため、本質的な原因がどこにあるのかは明らかにされていません。事故対策は車輛への投資だけでは不十分なことも多く、疾患対策、適切な休憩時間等、運転をする「人の健康」が原因のこともあり、複合的な対策による事故の防止が必要となります。社会の交通安全のため、従業員の健康起因事故防止に積極的に取り組んで頂きますようお願い申し上げます。

当NPOではSAS対策の運用事例を無料でお渡ししています。お気軽にお問い合わせください。